コラム
今年初めて施行され、2022年で2回目を迎える「大学入学共通テスト」。
2021年は初めての実施ということで、「新傾向の問題ばかり出るのか…?」「どう対策すればいいのか…?」など、わからないことも多く、手探りで学習して本番に臨んだ受験生が多くいました。
2回目となる2022年、対策はある程度打ちやすいように思われますが、難易度は一体どうなるのでしょうか。
※わかりやすい前フリです
対策が打ちやすいということは、平均点も上がりそうなもの。
つまり、いわゆる「易化」するのでしょうか?
答えは、おそらく「No」。
実際にどうなるかはわかりませんが、高学館としては難化すると考えています。
その理由は、簡単になるだろうと油断するより「難しくなるかもしれない!」と考えていた方が備えとしては当然適切だというのもありますが、実際のデータとして、過去同じように試験内容が改定された際の得点傾向もそれを指し示しています。
かつて共通テストの前身であるセンター試験で、学習指導要領が改訂されたことに伴い、1997年から試験内容が改定されました。
そして、1997年~1999年の英語試験の平均点は以下の通りでした。
改定後初めての英語試験の平均点と比べ、2回目である1998年はマイナス約10点、3年目の1999年に至っては、なんとマイナス約26点だったのです。
(4年目から難易度は落ち着いていきました)
つまり、過去の傾向を見ると、2回目、3回目とどんどん難化していくのではないか…と想定されるのです。
もちろん現高3生は、本番が難しくなろうが簡単になろうが、今それぞれにできることを一生懸命こなして日々過ごすだけです。
一喜一憂している場合ではないので、しっかり学習を続けましょう。
一方で、難易度のピークになるかもしれない現高2生の皆さん、準備はできていますか…?
周りがまだまだ動き出せていない今だからこそ、一足早く学習を始めて差をつけるチャンスです。
そんな心の声を漏らしているみなさん。
以下の動画でしっかりとお伝えしていますので、ぜひ今すぐご確認ください!
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