現役大学受験専門塾

休日に朝早く起きて大学受験の勉強をするメリット

コラム

大学受験を成功させるには、「自習」が非常に重要になってきます。
自宅で勉強をする人もいれば塾に通って勉強をする人もいますが、いずれにせよ現役生が一番自習時間を確保できるのは、学校がない土・日・祝日や長期休暇でしょう。

休日は、部活などがなければ朝早くに起きる必要がないため遅い時間に起きがちですし、不規則な生活を送りがちです。
しかし、志望校合格にはやはり勉強時間の確保が重要ですから、休日の午前中の時間を活用することは必須と言ってよいと思います。

そうは言っても、「午後に起きてその分夜遅くまで学習すればいいのでは」と考える方もいるかと思うので、朝早く起きて勉強する習慣をつけることに実際どのようなメリットがあるのか見ていくことにしましょう。

 

頭の回転が良くなる

朝早く起きて勉強するとなると、当然寝る時間も早くなります。

早めに眠ることには、実はメリットになる点があるのです。
高校生の時期は成長ホルモンが分泌されますが、22時から翌午前2時までの時間帯に睡眠を取っていると分泌量が多くなるといわれています。

成長ホルモンの分泌量が多くなると体が成長するだけでなく精神面でも安定してきます。
そうすると脳の働きも良くなるので、頭の回転が早くなって勉強するのに適した状態を作ることができます。

さすがに22時に寝るのは難しいかもしれませんが、できれば日が変わる前には寝るようにするのが体のためにもよいでしょう。

一日を有効活用できる

午後や夜から勉強を始めようと思っても、なかなか区切りとなるタイミングがないため、一度だらけてしまうと気持ちを切り替えるのになかなか時間がかかります。
朝起きれば、朝ご飯や昼ご飯など活動の切り替えのタイミングが必然的に増えますから、一旦気持ちが緩んでしまっても、再度気を引き締め直しやすくなります。

これは「勉強をやりたい気持ちはあるけれどもなかなか体が動かない」という方にはぜひ押さえておいてほしいポイントです。

気持ちの問題でできなければ、環境を変えてみる。
重要なことです。

入試の時間帯に合わせられる

大学入試は基本的に朝から始まります。
勉強の時間帯を夜にする癖をつけていると、いざ朝に頭を使おうと思っても、回転が鈍くなってしまうことも少なくありません。

頭の回転が鈍くなると、暗記していたつもりの事柄でも試験のときに急に忘れて回答できない…といったこともよく起こってきます。
結果、本来の力を発揮できずに思うような点数が取れなかった…、という先輩も多くいます。

朝の時間帯に勉強していれば、いつも通りの状態で試験を受けることができるので、集中して実力を発揮しやすくなります。
また、入試と同じ時間帯に合わせて生活を送ることができるようになるため、入試直前でもコンディションの調整が容易になります。

万全の状態で試験を受けることができるようになるので、志望校に合格する可能性も高くなります。

めったに起こることではありませんが、夜型のせいで入試当日の朝に寝坊してしまった…というケースも毎年少なからず耳にしますから、やはり朝しっかり目覚めるためにも朝型の学習習慣をつけておくにこしたことはないでしょう。
特に、冬の時期は寒さが厳しくなって朝早く起きるのが辛くなることもあるので、防寒対策をしっかりしながら朝起きられるようになりましょう。

高学館では、各校朝から自習室を開放しています。
塾生の皆さんは、自習室を利用してぜひ朝型の勉強習慣をつけてくださいね。