コラム
大学に入学するには入学金の他、年間の授業料が必要で、さらにもし一人暮らしをするとなると、家賃や光熱費などの生活費も必要となってきます。
金銭的な問題から奨学金を利用する学生も非常に多くいらっしゃいます。
返済の必要な一般的な奨学金については既に多くの大学が実施していますので、ここでは入学前に予約できる独自の給付型奨学金についてまとめてみたいと思います。
大学に進学すると、高額なお金が必要になるため、奨学金を借りて支払うケースが多いです。
奨学金を利用している大学生、短大生の80%以上は「日本学生支援機構」の奨学金を利用しており、採用枠の多さはダントツです。
成績に自信がある人は利息なしの第一種、確実に奨学金を借りたいという場合には第二種の奨学金を利用することになります。
さらに最近では受験生の数を増やす取り組みとして、大学が独自の給付型奨学金を実施しているところも増えてきています。
給付型奨学金は、「給付」という名前の通り、返す必要のない奨学金であり、一部の大学では授業料などに直接充当されます。
入学前に予約できる独自の給付型奨学金を実施している大学は、関東では早稲田大学、慶應義塾大学など、近畿圏では高学館元塾生も多く通う関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)などをはじめとして、たくさんの大学が給付型奨学金を実施しています。
さらにその給付型奨学金は私立大学に限った話ではありません。 国公立大学においても予約型奨学金(給付型奨学金)を実施している大学はあるのです。 東京大学や新潟大学や福井大学、他にもいくつか実施している国公立大学が存在します。
入学前にも予約ができるそれぞれの大学の給付型奨学金は、受験生にとって非常にありがたいものです。 受験生は大学に進学するために勉強しているものの、家計の問題で行けなくなった…ということになったら困ります。
そこで独自の給付型奨学金を利用することで、奨学金を確保して安心して進学できるというメリットがあります。 前述のように「給付」ですので、卒業後に何年間もかけて奨学金を返済し続ける、といった負担もありません。
金銭的な事情によって進学を悩んだり諦めたりする前に、まずはぜひ志望の大学にそういった制度がないかどうかをホームページや資料で調べたり、高学館の先生に相談してみましょう。
※上述の大学の奨学金制度は本記事執筆時現在のものです。最新の情報や、受給資格・条件などについての詳細は、必ず各大学から発表されている資料をご確認ください。