コラム
現代はネットの発達とスマホの普及によって、受験勉強もネットやスマホアプリを活用する時代になっています。
特に最近では、英語を勉強する時にネットやスマホアプリを活用する人が増えてきており、大学受験で必要な英語を勉強するのに効果的なアプリもたくさん出てきています。
もちろん、現状で入試の大半が「紙」で行われている以上、紙の参考書や問題集で勉強するのがメインです。それに、スマホを利用することによって、勉強と関係のないことに意識が向いてしまう、というデメリットもあります。
しかし、たとえば英単語を出先などでより効率的にインプット/アウトプットの学習をしたり、またリスニングなどの音声を伴う勉強などを行うときにはスマホアプリやネットがあれば手軽に学習できるというメリットがあるのも事実です。
英語の学習において、基礎となる英単語をしっかり覚えるのは必須事項です。
暗記は基本的には五感をより多く使う方が効果的であると言われるので、ただ単語を眺めるよりも紙に書いたり声に出したりするのがよいことは言うまでもありません。ですが、たとえば通学中の電車の中にいるときや、単語帳を持っていないときなど、どうしても通常の学習方法では効果が薄くなりがちなシチュエーションというのはあります。そういったときに活用できるのがスマートフォンです。
たとえば高校生によく利用されている英単語学習アプリ「mikan」は、画面に現れる英単語を知っている単語と知らない単語に分けていくというもので、知らない単語がそのあと繰り返し表示されます。
単純な暗記の基本は時間よりも回数をこなすこと。覚えにくい単語も何度か目にするうちに、自然と定着させていくことが出来ます。
いつでもどこでも利用することができるアプリなので、モチベーションも上がってきて勉強の効率が良くなります。
英語の学習をする中で、リスニングが必要な方もいるでしょう。
リスニングの対策は、当然ながら本を読んだり文字を書いたりして行うことはできません。実際に耳で聴く必要があります。
そこでよく活用されるのがPodcastやYouTube。「リスニング」などと検索すれば、様々なリスニング音声がヒットしますので、これを聴いて無料で対策することもできます。データ通信量などの問題もあるのでどこでも何度でも、というわけにはいきませんが、こういったネットのコンテンツを活用すればある程度の対策は可能になってきます。
とはいえ、質のいい対策方法というのは一人ひとり少しずつ違いますし、それを自分で考えたり実行するにはどうしても手間と時間がかかってしまうので、独学で効率的に、というのはなかなか難しいものがあります。
そういった意味では、やはり塾で英語やリスニングの授業を受講するのが一番の近道と言えると思います。
英語の学習で困ったときは、まず高学館の先生に質問にいってみましょう。きっと自分に合った対策方法を教えてもらえると思いますよ。