現役大学受験専門塾

効率良く暗記学習をするための3つのポイント

コラム

大学受験の勉強する時は、基礎的な部分をしっかり理解したうえで応用力をつけていかないと、入試問題にしっかりと対応することはできません。

そして、基礎力の定着には暗記学習が少なからず必要です。

記憶力が良い人や暗記学習が得意な方はそれほど問題ありませんが、すべての人が得意とは限らないので、暗記が苦手だという方は効率よく覚えられる方法で学習することが大切になってきます。

そこで効率良く暗記学習をするためにはどのような点がポイントになってくるのか見ていきたいと思います。暗記が苦手だという方は参考にしてください。

 

 

部分的に暗記する事を心掛ける

大学受験の勉強は、量が多く、また範囲が広いので、暗記をしなければいけないことも必然的に多くなってしまいます。

そうなると、一度に全て暗記をしようとしても限界があります。

効率良く暗記学習をしていくためには、一度に覚える範囲を分割して、部分的に暗記するようにしていくと少しずつ覚えることが出来るようになります。

要するに、定期テスト前に慌てて対策するような「詰め込み式(=点)の学習」ではなく、長期にわたる「積み重ね(=線)の学習」ができるようにならないといけません。
暗記学習は、積み重ねの学習ができるようになるための訓練でもあります。

たとえ範囲が広くても、部分的に暗記をする方法でコツコツと積み重ねの学習をしていくと、時間さえかければ必ず身につけることができるようになります。

暗記が特に苦手な方は、1回に覚える範囲をより狭くしてみてはどうでしょうか。

音読をする

暗記学習をする時は参考書を黙読することが多いと思いますが、黙読の場合、情報が効率よく脳に伝わらずなかなか覚えられないこともあります。

そういう時は、音読して暗記学習をすることで、脳の働きが活発になるため、情報が脳に伝わって定着しやすくなるそうです。

それで覚えられることも多いようなので、今まで参考書を黙読していた人は音読する方法も試してみてはどうでしょうか。
ただし高学館の自習室は私語厳禁なので、声を出しても迷惑が掛からない場所でやってみましょう。

できるだけ工夫して単純な暗記を減らす

社会や理科などでは、暗記事項を覚えやすくするために「語呂合わせ」というものがあります。

また日本史や世界史では「(歴史の)流れ」を利用することで、あるいは数学や理科では「原理・原則」を理解することで、暗記すべきことだと思っていたものが実は考えれば導き出せるようになった、ということもあります。
こういった覚えるための工夫をすることで、暗記の負担というのはずいぶん減らすことができます。

この辺りについては、塾の授業が大いに皆さんの助けになると思います。
塾の授業は、わからないところを教えるだけではなく、こういった効率の良い学習方法を伝える場でもあります。ぜひ高学館の授業を活用してください。

雑音や余計なことが気にならない環境で学習しよう

暗記学習に限りませんが、勉強をしているときに雑音や話し声、または周囲に集中を妨げるものがあると、それに気を取られてしまってなかなか覚えられなくなってしまいます。

いかに集中できる環境で学習するか、というのも非常に重要です。

高学館の受験生の中には、電車の中などで単語帳を開いて暗記学習するとき、雑音に気を取られないようにするために100円ショップなどで買った耳栓をして勉強している方もいらっしゃいます。

高学館の自習室は静かですし、集中して暗記学習をしたい方にもぴったりの環境です。
現在の学習環境を見直して、より効率よく集中して勉強したい方はぜひ高学館の自習室を利用しましょう。