私が高学館に入って本格的に受験勉強を始めたのが5月頃でした。
他の受験生に比べると、とても遅かったと思います。

高学館に入ってから1番驚いたことは自分と同じ大学を受けるかもしれない人たちが夜遅くまで残って勉強していたことです。
その時にはじめて、自分が遊んだり寝ている間にも他の受験生は必死に勉強していて、自分がとても遅れていることに気づきました。
どんどん焦りが募ってきて、楽しいことや好きなことをしていると、「自分は何をしているんだろう。本当にダメ人間だな。」と自分を責めていました。
先生に褒めてほしかったし、自分が失望したくなくて、過去問を解くのは毎回怖かったし、思っていた点数が出なくて落ち込んだことの方が多かったです。
悔しくて自分が嫌いになって毎日のように泣いていたけれど、終わってからその記憶は自分の誇れるものになりました。
泣きながら深夜まで問題解いたり、同じ単語が覚えられなかったり、辛いことはたくさんあっても、最後まで頑張れたのは周りの人のおかげだと思います。
いつも味方でいてくれる友達や先生、事務員の方々、見守ってくれる家族など私を支えてくれている人達がいたからです。
落ち込んだ時、泣くことよりも一緒にしょうもないことでたくさん笑って、おいしいものを食べて、そんな時もあるよって言ってくれる人と過ごす時間はとても大切でした。
受験したのは自分ですが、合格できたのは支えてくれる人がいなければ無理でした。

この塾に来ていなければ、何をしていたらいいかも、何も分からずに過ごしていたと思います。
本当にありがとうございました。
高校3年生の1年間の思い出は私のきらきらした宝物です！